バスクとジョージアの類似性
「なぜジョージアに移住したんですか?」
と尋ねられることがあります。
そもそも「ジョージア」という国のイメージを持っている方はまだ少ないかもしれませんね。
アメリカでもないし、缶コーヒーでもありません。
コーカサス山脈に挟まれた
小さな国がジョージアです。
ジョージア料理やジョージアワインも大きな理由になりますが、
それは三次元的な意味です。
本当は、自分を越えた力(魂)に導かれた、ジョージアに呼ばれたというのが正直な理由です。
それは自分の魂に関係することですが、
それ以上に今の地球にかかわっているようにも思います。
長い話になってしまうのですが、僕にとってはとても大切な内容であり、大きな目で見るとあなたにも関係するので、どうぞお付き合いください。
なぜ僕はジョージアに興味を持って
移住までしたのでしょうか?
それは 僕の魂に関係する土地である「バスク」と
ジョージアの間に関連性があるように思えるからです。
地図をご覧ください。ヨーロッパの左端と右端の話です。
バスクも、知らない方も多いと思いますので説明しておきます。
バスクはスペインとフランスの国境をまたいで存在する独自の文化を持った地方です。
バスク人が住んでいて、バスク語をしゃべります。
このバスク語がとても特異な言語で、フランス語でもスペイン語ともまったく似ていません。
バスクと日本とのつながりには深いものがあります。
日本にキリスト教を伝えたのはイエズス会のフランシス・ザビエルですが、ザビエル、そしてイエズス会の創設者のロヨラはともにバスク人です。
現在でも、民間レベルで日本とバスクは深い交流があるといいます。
僕にとってバスクは美食の産地です。
3つ星レストランがたくさんあり、独特な料理があります。
「チキンのバスク風」「ガトーバスク」といえば食べたことがある方も多いでしょう。
このバスクとジョージアが地理的には離れていますが、類似性も多々あるのです。
まず言語。
バスク語もジョージア語も、英語やフランス語といったインド・ヨーロッパ語族ではなく、なんの関連性もなくその地域だけに存在する言語です。
なのに、バスク語とジョージア語は語順であったり文法であったり、類似点が多いと言われています。
そしてシンボル。
バスクでよく見かけるシンボルにバスク十字があります。
風車みたいなかんじですよね。
ジョージアでもこれとよく似たく風車のようなシンボルをよく見かけます。
硬貨のデザインや航空会社のロゴなど、至る所で見ます。
これが極めつきかもしれませんが、ジョージアの旧王国は
「イベリア王国」といいました。
イベリア、といえばイベリア半島、スペインを思い出しますよね。
そのイベリアがジョージアを意味しているのです。
はるか何千キロメートルも離れているのに、同じイベリアがあるのです。
また、ジョージアの旧王家の方々は
スペインにお住まいだとか。
そしてバスクもジョージアも大国に挟まれた小勢力なのも似ています。
バスク地方をサンティアゴデコンポステーラへの巡礼路が走っており、キリスト教と縁の深い場所です。巡礼者を保護するために、騎士団も活躍したでしょう。
ジョージアも隣国にたびたび侵攻を受けましたが、十字軍の活動にともない王国の力を大きく伸ばしました。
おそらく最も東にあるキリスト教国として、騎士たちが外国勢力と戦った歴史があります。
バスク同様、ジョージアも美食の国として、近ごろでは世界に広く知られるようになりました。ワインなんか本当においしいです。
こんなバスクやイベリアとジョージアの類似性については、学会でも定説になっているようです。
以上がわりと客観的な類似性。
それとは別に主観的な魂の類似性もあります。
魂的に僕はバスクと深い縁があり、バスク地方やサンティアゴ・デ・コンポステーラで十字軍の騎士をやっていたことがあるのです。
そしてスペインの解放に尽くしました。
ジョージアの騎士が直接的に十字軍に参加した記録はなさそうですが、東ローマ帝国の首都コンスタンチノープル(今のイスタンブール)が陥落したころに、ジョージアの王国がか東ローマ帝国にかかわったのは歴史的事実です。
また、ジョージアは世界で2番目にキリスト教を国教に採用した国で、エルサレルともエネルギー的に深いつながりがあります。
実際、ジョージアの観光地では、ヘブライ語を使う観光客をよく見かけます。
事実としても魂としても、以上のような類似性があるから、ジョージアへの移住に踏み切れたのです。
サルディニア島と地中海の超古代文明
さて、ジョージアに移り住んでから気づいたのは、地中海の島々ともジョージアが似ているように感じたのです。
特にイタリアのサルディニア島。
テレビで流れてきた町並みの映像が、ジョージアのトビリシの歴史地区にとても似ていたのです。
「地中海を西から東に向かう文明の流れがあるんだな」
と直観したのです。
地中海に詳しい方は、マルタ島などにエジプト文明以上に古い超古代文明があるのをご存じでしょう。
にしき&よしこは、マルタ島の超古代文明の遺跡を訪れた経験があります。
その頃のヨーロッパはただの荒れ野。
文明なんてなかったと思います。
むしろ、地中海の島やエジプトが文明としては進んでいた。
いきなり地中海に文明が生まれたというよりは、
西から文明が伝わってきた、というのが
僕の感覚に一致します。
バスクやイベリア半島から、島を伝わって、東へと向かう文明の流れ。
それがあるように感じたのです。
蛇のような地球のクンダリーニ
以上のように、ジョージア移住に関連して「西からの文明の流れ」を感じることが多くなりました。
こんなおり、僕の洞察をさらに詳細に述べている情報に突き当たりました。
マティアス・デ・ステファノという若いスピリチュアリストです。
アルゼンチン人の彼は自分の過去生を思い出し、人類の文明の始まりを詳細に語っています。
学校で習うことと全く違い、受け入れられない方も多いと思いますので、全貌をお伝えするのは控えますが、そのなかに
「蛇のような地球のクンダリーニ・エネルギー」
について語られています。
聖地を結ぶ形で山脈に沿って、地球の根源的なエネルギーがあります。
ちょうど蛇の形をした根源的エネルギーなので、「クンダリーニ」といっています。
「龍の道」「地球の経絡」などと呼んでも差し支えないでしょう。
そのエネルギーは、
トルコの小アジア(アナトリア地方)のあたりが「蛇の頭」で、アララト山、イラン、ヒマラヤ、ゴビ砂漠、シベリア、北米に渡ってソルトレイクシティー、グアテマラ、南米のマチュピチュ、チチカカ湖、最終的には南極大陸に達する壮大なものです。
この地球のクンダリーニエネルギーの流れは、情報の流れ、文明の流れでもあります。エジプト文明、メソポタミア文明、黄河文明などは、地球のクンダリーニに人々がつながることでダウンロードした情報が発展したものです。
また、地球のクンダリーニの情報ネットワークに人々がつながることで、実質的に地球人としてのまとまり(一種のワンネス)が存在していました。ずっと昔のことです。
しかし、欲や恐怖にとらわれた人々が戦争を起こし、地球のクンダリーニは活動を停止しました。
そのため、人々はばらばらで、戦争が絶えないのです。
マティアス・デ・ステファノが言うことをかいつまんで説明するとこんなところです。
日本の富士山が地球のクンダリーニに含まれないの?と思う方もいるでしょうけれど、富士山も地球の大事なボルテックスであるのは確かなのでご安心ください。
アルメニアとアララト山
以上のように、各大陸を結ぶ地球のクンダリーニ、情報のネットワークがあるのです。
驚きですよね。
地球のクンダリーニはトルコから始まります。
それが蛇のようにくねくね動きながら、大陸を渡っていくのですが、
僕が住んでいるジョージアの隣国、アルメニア、そしてアララト山にも
地球のクンダリーニは流れているのです。
アララト山といえば、ノアの方舟が漂着した場所として有名です。
そして、鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってきたのですよね。
現在、アララト山はトルコ領になっていますが、元々はアルメニアに属し、アララト山は「アルメニアのハート」とも言われています。
ですので、ここでもアララト山はアルメニアとして見ています。
さて、このアルメニアという国ですが、これもまたすごい国なんです。
世界で初めて、キリスト教を国教とした国。
ノアの方舟がついた国。
東方三博士の一人の出身地。
エルサレムは4つの地区に分割されていますが、ユダヤ教地区、キリスト教地区、イスラム教地区に加えて、「アルメニア正教地区」があります。
アルメニア正教もキリスト教ですが、別格扱いで地区をもらっています。
これってすごいことですよね!
イタリアも、フランスも、イギリスももらっていないのに、
アルメニアだけはエルサレムに地区があるんです。
アルメニアってスゴイ国なんだなとなんとなく思ってくると思います。
実際そうで、ジョージアにもないような教会やローマ時代の神殿が残っていたりします。
しかもアララト山が見える。
2つの山からなる5000m級の高山がアララト山。
アララト山に行くと、地球のクンダリーニにつながり、情報を今でもダウンロードできるといいます。
ありがたいことに、2022年の秋分の日に、アララト山を見渡すホル・ヴィラップ修道院(聖グレゴリウスが地下牢に閉じ込められていた)に行き、地球のクンダリーニにつながることができそうです。
「文明は西から」という自分の洞察に関係することが受け取れたら本望です。
ご期待ください。
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